きらきら星

愛を叫ぼう

私の世界と私の神様

お題「NEWSアルバム『WORLDISTA』レビュー」

お題お借りしました。


とても重苦しい内容なので、お借りするか迷ったのですが結局借りてしまいました。カジノドライブの轢き逃げ事件とか、インビジブルダンジョンの麻薬みがやばい話とか、そういった話を書こうかなとも思ったけど、やっぱり世界が衝撃的だったので。この曲についてダラダラと書いてます。不快にさせてしまったらすみません。なにせブログ初心者なので…!

次の文から文章が硬くなっていますが気にしないでください。昨日メモ帳にダラダラ下書きしたのをそのままコピーしたので...



「世界」について、頑張って書くことに決めた。日々を、時間を無駄に過ごすくらいなら辛い思いをしてでも私はこの曲と向き合いたいと思ったから。 

だから、私は「世界」と向き合います。 


──── 

初めて聴いた時は何も言えなくて、何も呟けなかった。この曲について思ったことを真空パックみたいなものに入れて蓋を閉じて、もう開けたくないと思った。そして誰の感想も頭に入れたくなかった。そりゃあTwitterをやってるから目には入る。その時は目をつぶってスクロールをした。 
ツイ廃だからツイート画面は開いた。でも、何も打てなかった。それほど、私に芽生えた何かを誰かに伝えず大事にしたかったんだと思う。今、歌詞を見ようとしていることすら嫌だ。でも、私は向き合わないといけない。そう自分で決めたから。 

考えをまとめるために世界を聴くことすら嫌だ。だって2回ほど続けて聴いてからはもう聴いていない。初見の感想を薄れさせたくない。感想というほど綺麗なものでもないと思うけど。めちゃめちゃふわっとしたナニカが正しいんだけど。私はそれを理解したいのか、したくないのか。それはこの曲についてを考えていったらわかるのだろうか。 

この曲は加藤シゲアキ加藤成亮の歌なんだろうなぁ、とは思った。ド新規の私ですら加藤さんが自分に対し色々と複雑な想いを抱えていたのを知っている。昔も今も、それは変わらないのかな。本人じゃないからわからないけれど。それでも、ふたりの加藤さんの歌だと考えると切なくて儚くて、しっとりとした曲調も相まって感動するなぁ。 
話は変わるが、私は小野大輔さんの「ヒーロー」という楽曲を「昔の小野大輔に贈る、今の小野大輔の歌」だと思っていて、そういった意味で「世界」は「ヒーロー」に似ているなと思った。ふたりとも不器用だけど真っ直ぐな、愛すべき人だ。 


──── 

加藤さんの紡ぐ言の葉の美しさは、何ものにも変え難いなと思う。加藤さんの脳が考えだした言葉を私たちに教えてくれる機会があるというのも。小説だったりソロ楽曲だったり、加藤さんの文学に触れるたびに愛おしさと、信仰の気持ちが膨らむ。 

加藤さんは人間である。そんなの改まって言わなくたって既知の事実だ。誰だって知ってる。私たちと何も変わらない人間。だけど、私は加藤さんのことを神様だったり、女神だったり、人間ではない信仰の対象として見てしまう。加藤シゲアキという「神」に私は縋って生きてきたのだ。この一年近くを。 

じゃあ何故「神」と言っているのか。そこには忘れもしない「あやめ」との出会いと、渋谷すばるが脱退したことが絡んでくる。このふたつが無ければ私は加藤さんのことを「人間」として見ていただろう。人間のアイドルとして、心の底から。 


──── 

すばるくんが脱退発表する一週間程前に私はNEWSを好きになった。 

友人がカルテットを持っていて、それを借りたのだ。最初はただの好奇心だった。NEWSのライブは凄いぞとは聞いていて、興味があったため特に何も考えずに借りた。思えばここでもう運命の出会いをしていたのだろう。友人には感謝の意しか抱かない。ありがとう。 

長くなるため出会った時の諸々は端折るが、出会って数週間で地獄も天国も味わうとは思うはずないだろう。最高な4人に出会えたこと。私が小学生の頃から好きだった人が夢へ向かって旅立つこと。心がボロボロになってエイトを見れずに塞ぎ込んだ私の前に現れたのはNEWSの4人で、そして加藤シゲアキだった。 

記者会見のエイトは凄く私の好きな関ジャニ∞で、不貞腐れてたり、号泣してたり、泣きそうなのを我慢してたり、大好きで大好きで仕方ない関ジャニ∞だったから、余計に心がぐちゃぐちゃになった。応援したい。応援できない。頑張ってね。頑張らないで。今のままでいてよ。色々な波が襲ってきた。これを書くにあたって記者会見の日のツイログを見たけどエイトに謝ってしかいなかった。「応援できなくてごめんなさい」って何度も呟いてた。痛々しいなぁ。怒りのツイートを一切してないのもどれだけこの頃追い詰められてたのかなぁ、って。 

メンタルボロボロでフラフラなときに見たライブは、NEWSとNEWSのファンが幸せそうに笑ってた。ぐちゃぐちゃに泣いてもいた。私が想像もできないほど辛いことがいっぱいだったと思うから、綺麗なだけじゃないってわかってる。 
でも、「美しい恋だなぁ」って思った。この関係を美しい恋って言わずになんと呼ぶんだよって。でも同時に羨ましいとも思った。その綺麗な空間に私もいたいって泣いてしまった。エイトは何も悪いことしていない。私の気持ちの問題。エイトのライブに愛がないなんてことは絶対にない。断言出来る。けど、とにかくボロボロだったからNEWSとNEWSのファンが眩しくて、旅立ちを応援できない私が汚く思えて、この気持ちをNEWSは受け止めてくれるんだろうかって、そんな気持ちでNEWSを応援してもいいのかなって、頭がごちゃ混ぜになって、でも確かに存在していたのは「加藤シゲアキさんへの愛」だった。私はその愛に縋るしかなかった。愛を伝えていないと私は存在できなかった。 


──── 

「あやめ」を見た。 

神だって思った。女神だって思った。私を導いてくれるのはこの人なんだって思った。同時に怖いとも思った。こんなに神聖なる美しさを魅せれる人は人間じゃないだろって思ったから。 

神々しくて、儚くて、歌に合わせて舞っている加藤さんを人間だと思えなかった。私の前に現れた信仰すべき神様だと思った。硝子のように脆そうなのに、前へと進む出すことのできる加藤さんに私は目を奪われて、「あやめ」が特別な曲になった。私と神様を出会わせたくれた、とっても大切な曲。 


──── 

このふたつがとても私の中で大きな出来事だから、すっっっっごく自分語りが長くなったけど、というかこの先も自分語りしかしないけど、世界を通して私は自分と向き合いたいので記しておきます。 

つまり、そんなこんながありまして、私は加藤さんのことを神様だと思ってるんです。いやいや自分で書いてても重すぎるわ。気持ち悪いと笑ってくださって構いません。でも、そんな人間もいるんですよ。私は弱い人間なので、してはいけない人間を神と崇めることをしてしまう。馬鹿だね。大馬鹿野郎です。 

脱線しまくりましたが、「世界」についてですね。ようやくですが書き始めます! 


──── 

いや、いやいやいや、歌詞。やっぱり最初はそう思いました。 

だって、私の道しるべは加藤さんだったのに!なんで「貴様が世界だ」って突き放すの!お願いだから突き放さないでください!!って 

でも、だって、そんなはずはないのにって。「世界」の歌詞は、加藤シゲアキという人間が書いてた。嫌でも理解するしかない。こんなの見せられて、聞かせられたら現実を見るしかなくなってしまった。 

加藤シゲアキは私が信仰していた神様じゃなくて、人間だった。 

ぶん殴られた気分だ。曲が進むたびに胸が痛くて、息もできない。私が好きだった加藤シゲアキは人間であることを、たった数分の音楽で。彼の紡いだ言の葉と音で。今までの私が崩れ去るようだった。 

泣くしかない。泣いてどうこうなるわけじゃないのぐらい知ってる。馬鹿だけど、愚かだけど、そんなので崩れ去ったものがまた積み上がることなんてないぐらい知ってる!知ってるに決まってるよ。でも私はこれからどうすればいいんだろうって。思うじゃん。 

終わった曲と、立ちすくむ私と、心に刻まれた「貴様が世界だ」という言葉。ぐるぐる視界が回って、吐きそうなぐらい気持ち悪かった。一年近く思っていたこと全てを否定されたからだ。 

「どこかで生きてる俺も誰かでどうすりゃいいの」 

はは。乾いた笑いしか出ないよ。加藤さんにそんなこと言われて神様だって誰が言えるんだ。少なくとも私は言えなかった。言葉を飲み込んだ。馬鹿野郎ってようやく気付いた。何言ってんだ私って。気づいたって言うか目が覚めた?ともかく、泣いて、その後に笑った。気分は悪いままだったけど。 

私に幸せを運んできてくれたのは加藤さんだったけれど、それは加藤さんが人間だったからなんだね。加藤さんが人生の中で色々と積み上げてきたからこその「あやめ」であって、それは神様だったら書けない歌詞だったんだよ。アホ。馬鹿。私のバカ。 

言葉まとまんないなぁ、やっぱり。ずっとぐちゃぐちゃの文章でごめんなさい。それでも書き残しておきたかった。私の情けない一年間だけの生き様を大切にしておきたかった。馬鹿なこと考えたけど、私はそうしないと辛くて何も出来なかったし、間違いだったけど、間違いだと気付けたありがたさを残しておきたいんだ。 

私の世界には神様はもういないから、これから先苦しみながら前へ進むことになるし、今はなにをどうしていいかさえもわからない。わかんないけど、NEWSに愛を伝えたくて仕方ないなぁって。WORLDISTAチケットなくて行けないけど。へへ。行けないんすけどね。 
でも、いつか私の道しるべだった加藤さんに会えたとき、アイドルとして歌い踊る加藤さんをしっかりと目に焼き付けたいなって。貴方に救われた人間として、今度は恩返しとして愛を伝えていきたい。それは信仰だのなんだのみたいな重ったるしい、いや重いだろうけど!重いだろうけど、そういう複雑なぐちゃってなってるんじゃなくて、心の芯のとこから伝える愛を。「大好きです!」って。言いたい。溢れ出る愛を、絶対伝えてやる。貴方も私も人間で対等なら、いつか届くだろうから。私のクソ重い愛を絶対に!加藤シゲアキというアイドルに向かって叫んでやる! 

今も世界を聞いているけど、頭がとても痛い。目が熱くなる。でも、泣いちゃいけない。涙を流すことは、自分に負けるってことだ。 
加藤シゲアキはもう私の神様じゃない。私の愛するアイドルだ。人間なんだ。だから、泣いちゃダメ。 


──── 

いやめちゃめちゃ長いし世界のレビュー.....レビュー!?!?みたいな。感想!?!?ってのになってるけど、こんな。こんな感想もあったよっていう。本当に文が拙くてごめんなさい。でも、今は少しだけスッキリしてる。そんな簡単に変われはしないだろうから、ゆっくり私は私の世界を築きます。遅くなったけど、私の人生まだまだあるから、世界を歌った加藤さんと同じ年齢になったとき、このブログを自分の中で笑い話に出来たらいいなぁ。 

不安定な気持ちのままNEWSを好きになっていいのかわからないと、重い気持ちを綴ったマシュマロに「NEWSは貴方を待っていました。一緒に幸せになりましょう」と新しいブログを開設してまで丁寧に答えてくださった方と、出会うきっかけを与えてくれた友人と、これまでにたくさんの愛と勇気をくれた関ジャニ∞と、私のこれからを捧げたいNEWS。そして、誰かに縋るのではなく自分で立って歩くことの背中を押してくれた加藤シゲアキさんに私のありったけの愛を込めて感謝を。私の大切な一歩を支えてくれた方たちだから、今もこれからも感謝したいんです。 


私は、もうひとりで歩ける!